ドイツ最後の電撃戦は成功するか?

付録ゲームで検証するブダペスト救出作戦
付録ゲーム『ブダペスト1945』アフターアクションレポート (13号)付録ゲーム

 ジョン・デッシュ氏が、この大戦末期のドイツ軍最後の電撃戦を扱ったゲームを発表したのは、1994年冬のことである。そして今回、日本語版になって我々の前に姿を現した。前々号で紹介した「リング・オブ・ファイア」や本誌の付録ゲーム「ベルリン'45」「クルスク大戦車戦」など、数々の名作を世に送り出しているゲームデザイナーの作品を再び楽しむことができるのである。
 まず、「ブダペスト1945」において、最初に目を見張るのがテーマの特殊性であろう。“東部戦線のバルジ大作戦”と評されるブタペスト市を巡る戦いを扱ったゲームは、これまでにホビージャパン社の「ブダペスト救出作戦」を見る限りであった。このゲームには、驚くことにタイ・ボンバ氏やジャック・グリーン氏がテストプレイヤーとしてデザインに参加している。「ブダペスト救出作戦」がアメリカ本国でも販売されていたことやルールが似ていることからも、ジョン・デッシュ氏がこのゲームを実際にプレイし、参考にしたことはまず間違いないだろう。
 そのためか、「ブタペスト1945」はこれまでの典型的なXTR社のゲームとは全く異なったものになっている。「プラウド・モンスター」や「ブリッツクリーク1941」に代表されるそれらは、ハイスタック、ノーZOC、機械化ユニットのモービルアサルト(MA)、そしてドイツ軍ユニットはソ連軍ユニットよりもステップ数が多いというのが特徴であった。このシステムを採用していないXTR社の陸上戦ゲームはこの他にも、すでに本誌の付録ゲームになっている「サムライ・サンセット」と「ホェン・タイガーズ・ファイト」、そして「ライオン・オブ・エチオピア」があるが、東部戦線を舞台にしたゲームはこの「ブダペスト1945」だけである。

ゲームテクニックについて
 全てのシミュレーションゲームは多かれ少なかれ、上手にプレイするためのテクニックが存在する。「ブダペスト1945」も例外ではない。少し紙面を借りて紹介してみたい。
 移動中も適用されるスタック制限:これは両軍プレイヤーが入念に注意しなければならないルールである。1ヘクスに1ユニットというスタック制限なので、ユニットが存在するヘクスには他のユニットは進入できないのである。両軍ユニットとも毎ターンにおける行動範囲が狭いので、過ちを犯せば取り返しのつかないものになるだろう。特にドイツ軍のブダペスト市内の防衛計画に影響を及ぼすものである。
 ソ連軍のターンシークエンス:ソ連軍ユニットは戦闘すると移動できない(そう、機械化ユニットでさえも!)。ドイツ軍ユニットは、ソ連軍プレイヤーターン開始時にソ連軍ユニットに隣接していなければ、攻撃されることはないのである。
 戦闘結果表:これは、攻撃側消耗型といえる独特のものである。攻撃側はいかなる戦闘比で攻撃した場合でも、必ず1ステップ以上の損害を被る。一方、防御側は最高でも4ステップしか損害を受けないのである。また、戦闘比の1:1と1:2の差が極端に開いていることも見逃してはならない。両軍プレイヤーはこれらの点を考慮した上で、作戦計画を立案する必要があるだろう。
 戦場の霧:「ブダペスト1945」はアントライドシステムを採用している。オリジナル版では、ユニットのステップ数は記録用紙のマスを塗りつぶしていくようになっていたが、少々面倒くさいものだったので、日本語版ではマーカーを使用して管理している。煩わしさを感じるかもしれないか、実際にプレイしてみるとユニット数が少ないのでそれほどでもない。この程度の労力でこれほどの緊迫したゲームの雰囲気を提供してくれるのであれば、煩わしさも大歓迎である。

ドイツ軍の作戦
 「ブダペスト1945」はドイツ軍の電撃戦を扱ったゲームである。したがって、その同じ舞台で最も成功した例といえる独ソ開戦当初のバルバロッサ作戦と比較することで、自ずとその方針が見えてくるのではないだろうか。今回は特に「ブリッツクリーク1941」を参考にしている。
 そもそも、電撃戦とは豊富な機動力をもってして、敵が防御しなければならない地域を増やすことによって、敵戦力の分散を図る戦略である。しかし、「ブダペスト1945」のドイツ軍はすでにその長い足を奪われている。彼らの前には、またしても冬将軍が立ちはだかっているのだ。2回の移動フェイズも数ヘクスずつしか移動できないため、それは戦術的優位に他ならない。しかも、補給路の問題がさらに進撃路を制限する。これは、攻撃正面の減少、すなわち戦力の集中を困難にするものである。
 歩兵部隊の不足も深刻な問題である。側面を開け放しておくと、補給路を遮断される恐れがある。優秀な戦車も燃料と弾薬がなければ、ただの鉄クズになってしまう。特にダニューブ河北岸からのソ連軍歩兵ユニットの渡河には注意しなければならないだろう。
 そして、最も深刻な問題がソ連軍ユニットも豊富なステップ数である。この頃にもなると、彼らはドイツ軍の装甲部隊に対抗できるだけの耐久力を持っている。5ステップ以上持つユニットは、1回の戦闘で除去されないのである。。
 こうして見ていくと、ドイツ軍の攻撃力、防御力、機動力、どれをとってもソ連軍を凌駕しているとは言い難い。もはや1941年のような大突破は夢物語になってしまっているのだ。
 しかし、突破しなければブダペスト市までたどり着けない。ではどうすればいいのか?
真正面から戦っていては埒があかないのはわかっている。そうだ!敵プレイヤーの心理をターゲットにしよう。
 ゲーム序盤はダニューブ河北岸を除く全域に渡って攻勢を維持し、盤上のソ連軍ユニットをできるだけ減らすことに専念する。そして、後半に勝負をかけるのだ!!前半のプレッシャーが功を奏して、敵のミスと隙を見つけ出すことができるかもしれない。初期配置の関係から、主にエステルゴーム、ビチケ、セーケシュフェヘルヴァールの3つの町に向かって攻勢することになるだろう。
 ブダペスト市内とダニューブ河北岸の防衛計画も立案済みである。これは、第14ターンまで充分に耐えられるものである。どういったものかは、続くアフターアクションレポートを読んで頂きたい。

アフターアクションレポート
第1ターン 奇襲
奇襲ターン:+2修正
 1997年1月1日。我が家の盤上で、ブダペスト攻防戦が始まった。愚か者ヴィルテンブルッフの第9SS山岳軍団を救い出すのだ。
 第1ターンはソ連軍プレイヤーターンをスキップして、ドイツ軍プレイヤーターンから始まる。
 史実通り、最初に第96歩兵師団にダニューブ河を渡河させ、シュローの町のソ連軍ユニットを攻撃する。また、この機動はビチケを目指す部隊と連携して、ヴェンレシュ山周辺にいるソ連軍3ユニットの補給線を遮断することができる。
 そして、TSSとVSS、第6、8装甲師団と第271歩兵師団、第1、3、23装甲師団の3つの戦闘グループが一斉にソ連軍の戦線に楔を打ち込む。重支援ユニットは南方の3個装甲師団に1枚ずつ割り当てている。
 完全な奇襲を受けたソ連軍は甚大な損害を被りながら、後退していく。南方では第84狙撃兵師団が壊滅、ドイツ軍は続く機械化移動フェイズで突破し、その南にいるソ連軍ユニットの包囲に成功する。
 戦闘力の低いハンガリー軍ユニットや騎兵、砲兵ユニットは補給線を確保するため、側面に展開させる。とりわけ、モルからコマルノを結ぶ道路を確保しなければ、攻勢が持続できないのである。

第2ターン 続く余韻
 装甲師団の進撃は続く。とにかく、攻撃、攻撃、攻撃である。
 TSSは先ほど後退していった第80親衛狙撃兵師団を追撃、完全撃破してシュローの町にたどり着いた。
 また、補給決定フェイズにAS状態になった先程のソ連軍3ユニットを、すかさず南北から装甲師団を機動させて包囲する。そして、第34親衛狙撃兵師団に対する攻撃の戦闘比は5:1(4:1の+1修正)。うまくすれば除去できると思ったのだが、あと一歩というところで生き残ってしまった。
 ダニューブ河以北とバラトン湖の北を守るハンガリー軍を除く全てのユニットを、何らかの戦闘にむりやり参加させる。1:1の戦闘比なら、迷わずサイコロを振る。同じ数だけ損害を受けても、ステップ数の少ないソ連軍ユニットが先に除去されるだろうという計計算である。
道路の脇にいるソ連軍ユニットも、全て除去していく必要がある。たしかにOOSになればZOCを及ぼさなくなるのだが、それらを拘束しておくためにわざわざユニットを割いてなどいられない(1ユニットを包囲するためには2ユニットが必要なのである)。かといって、うろうろされて道路に座り込まれたら大変なことになってしまう。時間はかかるが、がんばってみよう。  そして、当然のことながらキャッスルヒルが攻撃を受ける。筆者はそこにMISC-H師団を配置していた。ソ連軍プレイヤーはこのヘクスには当然、最強のFHH装甲擲弾兵師団が配置されているものと予想していたらしい。「これでいいんですか?」と聞かれたが、筆者は自信を持って大きくうなずいた。ここの地形修正は−4だが、1:1の戦闘比ならば最低でも1/1の戦闘結果である。ソ連軍プレイヤーも迷わずサイコロを振ってきた。
一方、ダニューブ河北岸の第211歩兵師団とSL空挺師団も同じ方法で損害を被った。
ソ連軍プレイヤーはセーケシュフェヘルヴァールの砲兵師団を一目散にブダペスト市に向かわせている。また、予備になっていたビチケ周辺の第5、7機械化軍団も投入され、戦線を整理した。
ブダペスト市の包囲の輪も、予定通り(ペスト市は1ターン攻撃されない。既存兵力では、都市の全てを守ることはできないだろう)一回り小さくなった。このため、余剰戦力となったソ連軍2ユニットも西に向かってきている。
 最後に、エステルゴームにいたソ連軍ユニットがダニューブ河の南岸を西に延翼運動してきたので、SL空挺師団を包囲されないところまで下げた。このまま毎ターン1ヘクスずつ下がっていけば、当分攻撃されることはないのだ。

第3ターン 破壊される街
戦線はゆっくりとではあるが、着実に前進している。それに、ソ連軍ユニットもあちらこちらでかなり疲弊してきているようだ。
 TSSは第96歩兵師団と協同して、シュローの町から逃げ遅れた第4親衛狙撃兵師団をまたも撃破、大きく前進した。エステルゴームまであと3ヘクス。ここを占領できれば、ダニューブ河北岸のソ連軍の全ての兵力(6ユニット)の補給線を切ることができるのだ。 残りのユニットも装甲師団は前進と攻撃、それ以外も各地で包囲したソ連軍ユニットを容赦なく攻撃する。このターンはさらに2ユニットを除去した。
 しかし、ブダペスト市には本格的な攻撃が開始される。ソ連軍はとりあえず市内の全てのユニットを攻撃して、それらの配置を確認してきた。消去法的にFHH装甲擲弾兵師団がペスト市の中心部、砲火にさらされないにところにいることを察知されてしまった。
 ダニューブ河河北岸では、待ってましたとばかりにソ連軍ユニットがハロン河を渡り、再びSL空挺師団に迫ってきた。エステルゴームに架かる橋を爆破するのも忘れていない。これで、ダニューブ河北岸に装甲師団の脅威を与えることはできなくなってしまったのである。
 増援のソ連軍の機械化軍団2ユニットは、ブダペスト市の北を回ってエステルゴームに向かっている。セーケシュフェヘルヴァールにいた砲兵師団もキャッスルヒル南西の丘陵に移動した。ここからだとペスト市の中心部も射程範囲に収まってしまう。

第4〜5ターン 再び奇襲
奇襲ターン:+1修正
 2回目の奇襲を敢行する。ドイツ軍はゲームを通して奇襲を3回行えるのだが、これはなるべく早く(ただし、次に奇襲が行えるのは最短でも3ターン後である)行うべきだろう。しかし、史実のように矛先を変えている時間はない。とにかく、1ユニットでも多くのソ連軍ユニットを盤上から駆逐するのだ。ジャブは効いているはずなのだから。
 エステルゴーム方面では、TSS装甲師団と第96歩兵師団を正面から、VSSをその南から迂回させる。激しい砲火に見舞われた第86親衛狙撃兵師団は、多大な損害を受けながらダニューブ河北岸に後退していった。
 ビチケ方面では、第8装甲師団がその南側面を守っていた第93狙撃兵師団を撃破し、機械化移動フェイズでtatabanyaの第5機械化軍団を包囲するという大戦果を挙げる。この攻撃は、奇襲の+1修正が決め手となった。この時、第5機械化軍団の背後にソ連兵の姿はなかった。一瞬ではあったが、ブダペストへの道が開けたのだ。
 セーケシュフェヘルヴァールを巡る戦いでも、圧倒的な火力と3枚の重支援ユニットで2ユニットを除去し、町を占領する。
 ドイツ軍は、この2ターンでソ連軍3ユニットを除去した。この結果、彼らはもはや戦線を維持する力を失ったのである。
しかし、ブダペストの市街戦は激しさを増すばかりである。ペスト市のユニットはどれもあと数ステップとなった。ここでキャッスルヒルの防衛部隊をMISC-H師団からいまだ無傷のFHH装甲擲弾兵師団に交代する。スタック制限を確認しながらユニットを動かす。ソ連軍プレイヤーはこの移動を事前に気づいていたようで、驚く素振りも見せない。その証拠に第3ターン以降の攻撃は、キャッスルヒルの北にいる第8SS装甲師団に向けられていたのだ。

第6〜7ターン 南方突破の兆し
 ドイツ軍は相変わらず苦戦を強いられる。増援のソ連軍機械化軍団が続々と戦線に到着し始めたのだ。これから、10数ステップ持つ彼らと戦っていかなければならないのである。
 ビチケ周辺にはすでにそれが3ユニットも配備され、さらに疲弊している(と思われる)狙撃兵師団も、後方で装甲部隊の突破を警戒している。また、tatabanyaの第5機械化軍団を除去しないことには、補給が送れない。
エステルゴーム方面では、ソ連軍ユニットがダニューブ河を渡河して、装甲部隊の背後を脅かす行動に出た。この頃には、ダニューブ河北岸の戦線はすでにエステルゴームを目指す部隊よりも西に移っていたのである。少し迷ったが、第6ターンに登場する増援をこの方面に投入して、圧力をかけることにする。第20装甲師団は第8ターン以降ポーランドに行ってもらう予定なので、ちょうどよいだろう。
南方はいくぶん優位に進んでいる。この時点で、ソ連軍プレイヤーが防御戦力の配分を間違えているのは明らかだった(このことは戦後、ソ連軍プレイヤーも認めている)。開始早々にエステルゴームが、続いてビチケが危機に陥ったため、また南方戦線がブダペスト市から最も遠いことから、この方面に展開しているドイツ軍の戦闘力を低く評価してしまっていた。しかも、ドイツ軍は3枚の重支援ユニットを全てここに投入しているため、ほとんどの戦闘で退却を強制することができ、ソ連軍に有効な防御線を作らせる余裕を与えないのである。第7ターンにはヴェレンセ湖の南側、シャルヴィ運河を渡った。
第7ターンには奇襲を行うこともできたのだが、ここはあえて避けた。たしかに南方は決定的チャンスかもしれなかったが、それよりもまだ奇襲を行える余裕を誇示することによって、ソ連軍プレイヤーに更なるプレッシャーを与えることができると考えた。この数ターン、ソ連軍プレイヤーは特に長考するようになっているので、効果はあるように思えるのだが……。

第8ターン以降 ブダペスト・レース
 戦いのキーポイントがドイツ軍の南方突破にあることは明白だった。そこを守備する第7機械化軍団はすでに戦闘力の半分を損耗しており、その他のユニットも多かれ少なかれ同じような状態であった。
 ドイツ軍は第8ターンに第1装甲師団がポーランドに向かうことを命じられ、気勢をそがれたものの、攻撃の手を弛めるゆるめるわけにはいかなかった。重支援ユニットでむりやり道をこじ開けていく。
 そして第10ターン、膨らみすぎたソ連軍の風船は破裂した。ヴェレンセ湖の南にいたソ連軍4ユニットを撃破し、突破が成功したのだ。第3装甲師団がhantosの町に入った。その時、ブダペスト市までの道を遮るものは何もなかった。
 あとは競争だった。第3、23の2個装甲師団はドナフェルトヴァールからのソ連軍の増援部隊よりも一歩先にhantosの町をターンした。さらに、8移動力を持つ偵察ユニットを分派して先を急がせる。後方のことなど構っていられない。残った歩兵師団がなんとかしてくれるだろう。
 しかし、エルチノの町でビチケからの移動してきた機械化軍団が待ち受けていた。ドイツ軍の進撃は、その町の郊外で止まった。それは第14ターン、1945年1月27日のことであった。

得点計算
 ブダペスト救出はならなかったが、キャッスルヒルも陥ちていない。勝敗はVPの計算に持ち込まれ、133VP対172VPでソ連軍の勝利となった。ソ連軍の得点はブダペスト救出に向かった2個装甲師団のAS状態のものが含まれている(両方で48VP)。

総評
 一般に、ブダペスト救出作戦はドイツ軍の絶望的な突撃と見られがちであるが、この「ブダペスト1945」はその偏見を十分に拭ってくれるゲームである。日本には,特にこの作戦に関する文献が少ないので、ゲームを通して史実を知るというのも悪くないだろう。
 実際のプレイはアントライドシステムがうまく機能して、当時の情報の不確実性を的確にシミュレートしている。ドイツ軍プレイヤーは、時間が経つにつれてステップロスしたソ連軍ユニットをいちいち覚えていられなくなるので、当時の現場指揮官の混乱?も体験できるようになっている(メモ書きは禁止されているのだ!!)。
ディベロップもよくされている。今回のプレイでは、結果的にドイツ軍がエステルゴーム、ビチケの順に前進し、最後に南方から突破するというヒストリカルな展開となった。少々史実と異なるところもあるのだが、それはゲームをよりおもしろくするためのスパイス(これは主にゲームバランスを整え、なおかつ両軍プレイヤーがスムーズにプレイできるように作戦のガイドラインを与えている)に見事に変身し、対戦型ホビーとして、より完成されたものになっている。ここはゲームデザイナーの手腕を高く評価したい。
 大戦末期とはいえ、ドイツ軍の装甲部隊は相変わらず強力である。今回はあまり登場しなかった偵察ユニットの使い方も研究の余地がある。8移動力のユニットは魅力ではあるが、防御力が2で1ステップしかない。戦闘すれば、必ず除去されるのである。安易に使うと、簡単にVPが失われることになる(そして、貴重な戦闘力さえも)。活躍の場は間違いなく南方であるが、その場をいかに提供するかが問題となるだろう。
 「ブダペスト1945」は、両軍プレイヤーを十分に悩ませてくれるシミュレーションゲームである。ぜひとも、この機会に東部戦線のバルジ大作戦、ドイツ軍最後の電撃戦を体験して頂きたい。
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更新日 : 2000/08/17 .