サンセット・ゲームズ

「戦国大名」

Q&Aと正誤表

■訂正と追加

ルールブック
18-5 14枚の白紙の〜→6枚の白紙の〜

13-4-8 追撃
誤: ・ダイスの出た目の合計に+2の修正が加えられます。
正: ・ダイスの出た目の合計に攻撃側が追撃する場合は+2、防御側が追撃する場合は−2の修正が加えられます。 

吉凶札
15-4 九州での反対勢力の増大
上野〜相模→筑前・筑後・豊前・豊後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩
※つまり九州全域です。
訂正された吉凶札は「エキスパンションキット」に追加されます。

シナリオ
「謙信上洛」
毛利氏のセットアップから宇喜多直家を削除して下さい。

デザイナーズノート:戦力の乏しい宇喜多氏と佐竹氏を削除して11人用シナリオしてもかまいません。

「義元上洛」
今川氏  朝比奈能朝→朝比奈泰朝

「信長上洛」
佐竹氏  佐竹義弘→里見義弘


■Q&A

Q1:明貿易はシナリオで行われていることが特に書かれていない場合は、行われていると考えるべきなのでしょうか。それとも、行われていないと考えるべきなのでしょうか。

A1:特別ルールの項に書いていなければ、行われていないと考えて下さい。

Q2:明貿易が行われてないとすれば、行われるためにはどうすればいいのでしょうか。

A2:明貿易はゲーム開始時に行われていなければ、もはやゲーム中に行われることはありません。

Q3:明貿易がすでに行われている筑前に南蛮人が渡来すると、南蛮貿易と明貿易の両方収入が得られるのでしょうか。

A3:その通りです。

Q4:南蛮貿易が行われている国で合戦が起きた場合、翌年は収入が得られないのでしょうか。それとも、今まで通り支配さえあれば、収入は得られるのでしょうか。

A4:支配さえあれば、収入を得ることができます。合戦が影響を及ぼすのは明貿易だけです。

Q5:吉凶札の15-2等のカードで非支配国でもダイスは中立勢力が出るか振るんですよね?

A5:その通りです。

Q6:退却に行軍費用がかからないというのは、おかしいと思います。退却といっても一国の国境を越えるものなので行軍と解釈するのが妥当と思います。

A6:合戦を行っている時点で攻防両軍はすでに行軍費用を支払っていると考えて下さい。行軍費用は「行軍フェイズ+合戦フェイズ」全体での作戦行動に必要な費用全てを含んでいるので、「新規に」行軍費用を支払う必要はありません(13-9-2項参照)。
 また、行軍中に敵が「戦闘前退却」した場合、その軍勢は停止することなく移動を続けることができます。つまり、これは「移動」の一種ではなく「軍備フェイズでの再配置」の一種と考えるべきでしょう。したがって、軍備フェイズでの移動に行軍費用がかからないように、この場合も行軍費用はかからないわけです。

Q6:「隣国での混乱」では、自軍の支配地域内の国や勢力(中略)のある国、またはそれに隣接しているいずれか一国とありますが、この表現によると自国での混乱が可能になります。それは、前エポック版のルールとは全く違う解釈であり、統治の原則から逸脱するものと考えます。
 プレイヤーは自国の城塞を強化するためにこの吉凶札を使用することができます。このような裏技的な不自然さを排除するためにも、自軍の支配地域内の国の表現は変えて欲しいと思います。

A6:エポック版の吉凶札の解説には、「自分の勢力が存在する国の隣国に中立勢力を発生させられる。」とありますが、自分の支配地域内では行えないと禁止する制限は書かれていません。したがって、自分の勢力が存在する国の隣国は自国内でも「隣国の混乱」は使用可能であると考えています。
 この吉凶札を使って自国の城塞を強化する行為は見かけとは違い、為政者の常套手段です。「外憂をもって内患を討つ」ものだと解釈して下さい。国内での反乱をでっちあげて、引き締めを計るのです。結果として地侍が味方につき、勢力が増大します。むろん、失敗すれば本当に反対勢力が増えるわけでその意味では博打と言えます。
 ゲームの中では完全支配の状況であっても、支配者に敵対する勢力は存在しており、ゲームの中では便宜的に無視されているものだと解釈して下さい。

Q7:行軍の途中で退却できずに大名が死亡した場合、世継ぎの決定と配置はいつ行うのでしょうか。

A7:ルールには明記されていませんが、直ちに行って下さい。


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