週間ニュース速報

2000年 5月号

このページはシミュレーションゲームに関連する世界中のニュースと、我がサンセット・ゲームズが日頃どのような活動を行っているのか、そして古角博昭自身の日々の生態(?)を報告するページです。

毎週更新されますが、更新する曜日は決まっていません。

新しい情報をキャッチ次第、そして僕自身が書きたくなったら少しずつ書いていこうと思います。

皆さんからのニュース投稿もお待ちしています。

 5/30 
次号の「コマンド・マガジン日本版」の付録ゲーム

今日、国際通信社に行って来ました。でもって、次号の話をいろいろと聞いてきました。

次号はなんと、カラーが32ページ!巻頭のゲーム・レビューと付録ゲーム「ロシアン・キャンペーン」のリプレイ(YSGAの山内克介氏が執筆)、そして「'90年代に発売された東部戦線ゲーム紹介」(これもYSGAらしい)という恐ろしい(!)記事が全てカラー!

「東部戦線ゲーム紹介」では、現在では入手不可能なゲームも含め、写真だけで20枚以上あるそうです。余談になりますが、これらの写真はYSGAから送られて来たそうなんですが、背景に畳や襖が入っていて、なかなか日本の住宅事情がうかがえます。しかし、それだけのことができる熱意には感服です。もちろん、掲載する写真は修整していますよ。

山内克介氏による「ロシアン・キャンペーン」のリプレイも、'45年まで完全にプレイされているので非常に読み応えのあること間違いなしです。

ジェドコ版のルールは、アバロンヒル版とはかなり異なっているそうで、これまでの裏技はほとんど使えなくなった、と言っていました。

写真上:次号の付録ゲーム、ジェドコ版「ロシアン・キャンペーン」のマップの一部。中央の都市(グレーのヘクス)ワルシャワです。赤いマジックで修正が残っていますね。ワルシャワの左上の鉄道線が袋小路になっている森が、かの有名な“ヴォルフスシャンツェ”です。

さらに、その左の半島部分が赤マジックで切り取られています。ユニットがおかしな退却をしないように削るそうです。

写真下ドイツ軍ユニットのサンプルです。国際通信社らしいシンプルな出来映えですね。非常に使いやすそうです。


「宇宙戦艦ヤマト」の新作シミュレーションゲームが発売されます

6月末頃に、同人レベルで「宇宙戦艦ヤマト」のゲームが発売されます。同人といっても、「英国海軍」のような形で、コンポーネントは十分なボリュームを持っています。

ユニットは「<国際>戦艦の戦い」のようなダブルサイズのものが2シートで、テレビ編のT、Uに登場する全ての艦がユニットになっています。そして、宇宙空間をあらわしたフルマップ2枚です。

ルールシステムには、コマンド・ポイントとアクション・ポイントを用いたチット・システムを採用しています。チットなので対戦ももちろんですが、ソロプレイが非常におもしろいでしょうね。

価格は未定ですが、3,300円(税込)〜4,400円(税込)くらいに抑えたい、ということです。

問題はどこで買えるのか? ということですが、近日中にゲームデザイナー自身がホームページを作るそうなので、そこから通信販売できるでしょう。また、一部小売店でも発売されると思います。

ホームページは完成次第、このページで発表し、リンクを張る予定です。


EEGの相曽氏がゲームデザイン中、ほぼ完成のようです

「コマンド・マガジン日本版」の付録ゲームとして、近々発表されることと思います。

テーマはソロモン・キャンペーンらしいのですが、詳細はまだ不明です。

付録ということですから、手軽なゲームだと思われます。


 5/29 

OSG社「Bonapalt in Italy」を間もなく入荷します

ザッカーから連絡があり、6月半ばまでにはこちらに着くようです。

ただ、サンプルを見ると全てのユニットシートの裏表が逆になっています。

このため、プレオーダーされた方々の中でこれを気にくわないという方はキャンセルを受け付けます。

ご希望の方は御一報下さい。


 5/28  

MiH社「Drive to the Baltic!」をプレイしました

Middle-Earthの定例会で、ソ連軍を担当しました。システムは同社の「Turning the Tables」のものをそっくり流用していますが、'44年の戦いに順応させるためにあちこちと細かい変更が見受けられます。

対戦者の佐藤さんはこれらの変更点を、あらかじめA4プリント2枚に書き出してくれていました。

戦闘チットで一喜一憂するわけですが、“SNAFU”というチットは戦術能力値が2〜3のユニットには絶対に強制適用、なんと自軍ユニットの戦闘力半減 !? ガガーン!

詳しくは定例会レポートを見てください。


「COMMAND MAGAZINE」英語版 53号を拝見

さて、その発行元XTR社の社長タイ・ボンバ、ここ数年オリジンズには来ていません。

去年のオリジンズでの噂によると、彼女に首ったけでゲーム製作活動も上の空とか…。

ですが、やっとやる気になったんでしょうか? ということは、彼女と別れた?

付録ゲームはテーマが独ソ戦なので、日本版の付録になることは間違いないでしょう。

自軍プレイヤーターンの移動と戦闘の順序を決められる「Wave of Terror」のシステムを採用しているので、楽しく遊べると思います。「Wave of Terror」はおもしろかったですからねぇ。

付録ゲーム:「The Iron Dream」

■テーマ:1941〜42年のWWU東部戦線。

■ゲームデザイナー:Ty Bomba

■ターンスケール:1941年10月から42年11月まで1ターン半月で計28ターン。

■マップ:モスクワを中心にスモレンスク、レニングラード、スターリングラード、ロストフまで。

■ユニット:156個。軍〜軍団規模

「COMMAND MAGAZINE」の今後のラインナップは以下の通りです。

でも、セルビア空爆とかどんなゲームになるんでしょうかねぇ。

54号「Reds:The Russian Civil War」

55号「Clinton's War:The US & NATO Invade Servia」

56号「The Shogun's March to Peking」

57号「Old Contemptibles:The BEF, 1914」

58号「When Dragons Figh:If China InvadesTaiwan」

59号「Clash of Giants:The Battle of the Marne」

60号「Lightning War '44」

61号「Armies of the Czar:Tannenberg, 1914」

62号「Invasion:Pearl Harber」

63号「War Plan Orange」


「Strategy &Tactics」 199号を拝見

同誌194号の「Forgotten Axis:German Attack on Murmansk」の続編です。「コマンド・マガジン日本版」31号にも、鹿内靖氏が紹介記事を書かれていましたよね。彼は自分の気に入ったゲームしか記事を書きませんから、“彼好み”のよいゲームのようです。

付録ゲーム:「Forgotten Axis:The Finish Front」

■テーマ:1941〜42年のWWUフィンランド戦線のAllakirttiとLoukhiの戦い。

■ターンスケール:1941年10月から42年11月まで1ターン半月で計28ターン。

■ゲームデザイナー:Mike Bennighof

■ユニット:280個。大隊規模

ちなみに、198号は大人気シリーズ「Over the Top!:The Battle of Verdun & Lemberg」です。世界的に非常に好調な売れ行きを見せていますので、早めに買っておいた方がよいと思います。


埼玉県三郷市の鈴木さんからメールが来ました

求むゲーム仲間のページに掲載した鈴木さんからメールが来ました。彼に早速連絡してくれた方が何人かいて、その中の一人の方とお会いして、ゲームの話で大いに盛り上がったそうです。

次は何か対戦するそうです。

僕もちょっと嬉しくなりました。


 5/17 

「失われた勝利」プレオーダーが 100個突破!

パンパカパーン! この日に100個を突破しました。

そして、その記念すべき100個目のプレオーダーは神奈川県相模原市のKZさんから頂きました。

プレオーダー期間はまだまだ続きますので、まだの方もどしどし申し込んで下さいね。


  5/13 

「失われた勝利」のユニットのデザインを検討しました

13日土曜日の深夜、ユニットをデザインしてくれる山崎雅弘氏とMacのモニターを見ながら、あーでもない、こーでもないといろいろチャレンジしてみました。

指揮官ユニットは両軍それぞれ日本語に加えて、ドイツ語とロシア語を併記するように頼んだのですが、山崎さんがソ連軍の将軍の名前をそらで打ち込んでいくのにはビックリしてしまいました。

サンプルができたら、「失われた勝利」製作状況のページにアップしますね。来月初旬くらいでしょうか。


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